田植えの続報が届きました
福島・山形・新潟3県にまたがる朝日岳や飯豊山系などの限られた地域のみに群生する薄紅色の可憐な花が “ひめさゆり” です
【さゆり米】は、熱塩加納町の花である “ひめさゆり” に因んだ名前。その“ひめさゆり” が咲き誇ると同時に、合鴨も水田に放され除草作業に力を発揮します
熱塩加納町は、日本初の村ぐるみでの有機米づくりを始めて30年以上になります
平成元年5月から、町の小学校(熱塩小・加納小)では学校給食に【さゆり米】が使われています
また、管内の小学校では、学校田で「田車」による除草作業が週1回程度行なわれ、未来の有機農家が除草作業に精を出します
なんと、喜多方市内の小学校には「農業科」があり、農薬や化学肥料に頼らない有機農業の考え方や農法、環境問題、地域農業のあり方などについて稲作、畑作などをまじえ学びます
「田車」は正式には「中耕除草機」と呼ばれ、底部に車輪型の鋭い爪が付いていています。手押しすることで爪が泥に喰い込み、かき混ぜ、雑草の幼苗を根ごと浮かすことができるというもの。雑草を水面に浮かせて枯らすことで、除草の目的を果たします
写真では軽々とこなしているように見えますが、小学生にとっては重たく重労働だとか・・・
ガンバレ!
りんご