2月に開催された「ポラン広場東京の集い2017」では
有機農業研究者の西村和雄先生を講師に迎え
全国の生産・製造者、販売者、消費者が集い
真の有機・自然農業の達成に向けて熱い議論が交わされました
その全容をまとめた報告集が完成しました
第一部での西村先生の講演「有機農業の技術的な問題」では
これまでの多岐にわたる経験をもとに
スライドを使って具体的に分かりやすく話してくださいました
お話の中で、ご自身の体調管理のために
実践されている朝食レシピの紹介があり
とても気になったので
さっそく作ってみました
少しクセのある亜麻仁油を美味しく摂取できるように
考案されたこのレシピ
西村先生はこの食事を三年間毎朝続けた結果
血のめぐりがよくなり
動脈硬化が改善されたそうです!
『ミューズリーと亜麻仁油を主体とした朝食』
(仕上がり量:味噌汁碗一杯分)
材料/
・亜麻仁油もしくはエゴマ油(いずれも空気酸化しやすいため常時冷蔵すること)
・きな粉
・黒ゴマ(きな粉2:黒ゴマ1で合わせておく)
・ミューズリー(グラノーラ)
・飲むヨーグルト
・豆乳(有機のものあり、無調整が望ましい)
・蜂蜜もしくはメープルシロップ
作り方/
1.味噌汁椀の大きさの容器(スープカップでもいい)に、きな粉2に黒ゴマ1を混合したものを大さじ山盛り1杯いれ、真ん中を窪ませる
2.窪ませたところへ、目分量で小さじ1杯ほどの亜麻仁油を注ぐ。すぐにきな粉で覆い、しばらく待ってから混ぜ合わせる
3.亜麻仁油はすぐに冷蔵庫へ保管し、大さじで混ぜ合わせて粉体に油を吸着させる
4.飲むヨーグルトを目分量でぐい飲み2杯入れ、粉体・油とを混ぜ合わせてヨーグルトに懸濁させる。これだけの操作で、空気酸化はほぼ防止できます
5.あらかじめ混ぜ合わせておいたミューズリーを大さじ山盛り2杯入れ、豆乳をヨーグルトと同量入れて混ぜ合わせる
6.最後に蜂蜜かメープルシロップを大さじ1杯入れ、全体を混ぜ合わせてから5分以上置き、全体をなじませてから食べる。甘さはお好みで調整してください
これは美味しい!
混ぜるだけで手軽なうえ
きな粉と黒ゴマの風味と全体の味のバランスが良く
ヨーグルトの酸味が全体の味を調えてくれています
腹持ちがいいと話されていたことにも納得
毎日続けてみようと思います
柚子