2013年9月24日火曜日

北海道・阪井さんからのメッセージ

今週のPODの特集では先週に引き続き、 北海道の美味しいものや生産者を紹介しています。先週は海のもの、今週は大地のものを取り上げました。特集記事には載せていませんが、根菜類や南瓜の生産者、北海道の阪井さんからもお便りを頂いたので紹介します

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昨年に続き、春先の遅雪・低温・多雨により種蒔き、植付けのスタートがかなり遅れました。6月に入ってからは、少雨で乾き気味でしたが、低温に助けられました。7月10日に20mmの雨が降った以降は、局地的に雨に恵まれず、高温、旱魃が8月18日に30mmの雨が降るまで、長期に続きました。野菜も人間もカラカラ状態になり、記憶に無いような夏になってしまいました
7月中旬~8月中旬は肥大期にあたり、かん水可能な畑には1~3回程かん水しましたが、自然に条件が整う雨のようにはいきません
雨は貴重な宝物なのです
雨といい、おてんとさんといい、自然の力の偉大さには敵いません
地域によって、水不足・猛暑・ゲリラ豪雨・竜巻等、両極端な記録的報道が数多く目に付く、落ち着かない日々が続きます。穏やかな日々になるように、ただ祈るだけです
記憶に無いような記録的な逆境の中、がんばって育った、北の野菜たちに想いを寄せ、味わっていただけると幸いです



富良野生産センター百我・阪井永典

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ほかにも、「玉ねぎはやや小振り傾向だけど、濃い味に仕上がりました」「南瓜は旱魃の中、よく育ちました。味が抜群です!」ともありました

ポランの根菜類の産地は季節を追うごとに北上します。春は南の鹿児島、夏から秋にかけては関東圏の産地、これから冬にかけては北海道が中心となります
この夏、私たちも猛暑で大変でしたが、それは野菜も同じですね。たくましく育った野菜をどうぞたくさんお召し上がりください

蓮根