きとうむらの「はちみつ和蜂」の生産者は、蜂の体液を吸うダニがわいたりしないよう巣箱の設置場所を入念に選定することで、抗生物質等を使用せずに日本ミツバチの健康を守っています
蜂の巣から自然に滴り落ちる蜜のみを採取し、粗漉し、精製せずにそのまま瓶詰めしているので、ロイヤルゼリーや花粉が含まれ、栄養たっぷりです
さっそくスタッフで味見もしました!!
蜂蜜は花の種類によって、色も味も香りも違って本当に興味深いです
日本ミツバチは西洋ミツバチのように単一の花の蜜をとってくることがないそうで、このはちみつ和蜂は百花蜜です
濃い琥珀色で、精製していないからか、にごっているように見えます
舐めてみると、とってもコクのある味わいでした。ちょっとスパイシーな気もしました
コクのある蜂蜜はパンなどに塗るより、ミントティーなどのハーブティーに入れるのが好きです
紅茶だと味が濃すぎてそこまで違いがわかりませんが・・・蜂蜜によってハーブティーの味が変わるのが面白いです!
ちょうど一ヶ月ほど前に、NHKで「謎のミツバチ大量死」と番組で取り上げられていました
今年の3月にあったイベント“オーガニックショー2013”で講演していただいた福岡伸一先生が解説を書かれた「ハチはなぜ大量死したのか」という本を思い出しました
この本に出てくる蜂は西洋ミツバチのことですが、蜂の生態や養蜂についてわかりやすく書かれています
大量に蜂が「失踪」したと書かれているシーンがあります。蜂の病気やダニの被害にあった場合は、巣に死骸が残るそうですが、死骸が一切ないそうです
花の蜜を取りに出かけ、帰り道がなんらかの原因でわからなくなり帰ってこられなくなった可能性があるのではないかと書かれていました
福岡先生は人の体は約一年で食べたものに全て入れ替わるとおっしゃられていました
蜂は農薬がかかっていたり、遺伝子組み換えの花の蜜を集めたこともあったでしょう
そして蜂の病気やダニの被害を最小にするために、薬品も使われてきました
ハチの一生はヒトよりも短く、さらに体もヒトよりもとても小さいです
すでに何世代にもわたって、農薬や遺伝子組み換え、化学合成物質などにさらされ、体質が変化していた・・・・なんてことはないのだろうかと考えてしまいました
すべてナチュラルなもので生活できれば・・・と思うこともありますが、山奥の仙人でない限りなかなかすべてそうはできません。でもできる限り自然の摂理に沿った生活を送りたいと思い、日々生活しています
またそういった生活を送ることは有機野菜を選択することにもつながってくると思います
玉ねぎ