2014年2月16日日曜日

魅惑のみりん粕、登場

伝統的な醸造品につきものなのが「カス」
酒粕はよく知られるところですが、昨年より販売している
角谷文次郎商店の【有機みりん粕】もおすすめです


原料は国産有機米100%!
有機もち米を発酵させて作り出す、天然醸造のみりんからのみ得ることができる貴重品
「カス」と侮るなかれ、発酵によって生まれた栄養素や、甘味、うま味成分はカスにより多く残り、糀の酵素が生きてるうえ、焼酎の香りどころか、アルコール成分もきちんと残っています

味は、酒粕よりちょっと甘味が強い感じで、ポロポロした粒を口に頬張ると、まるで和製ラムレーズン。バニラアイスに混ぜて食べるのがおすすめです!!
江戸時代はそのままお菓子として食べられていたそうです。雛祭の甘酒、粕漬けなど料理の材料としても使えます

味醂は昔から「花の咲く時期に仕込む」と言われています。角谷文治郎商店では、昔からの伝統的な仕込みをそのままに梅の咲く3月~5月と、菊の花の咲く9月~12月の年2回仕込みます
【みりん粕】は、味醂を搾る時期だけの限定品。日持ちしないものだし、伝統製法だからこそ味わえる貴重品です。真っ白でぽろぽろした形状が、満開になった梅の花のように見えることから別名こぼれ梅とも呼ばれています
しぼられた貯酒は、約一年じっくり醸造とした後【三州味醂】となります

りんご