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2013年9月7日土曜日

岩手八木澤商店より 残暑お見舞い

岩手・陸前高田の八木澤商店より
お便りをいただきましたので、ご紹介します
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残暑お見舞い申し上げます

暑かった夏も少しずつ秋の気配を感ずる昨今です。
皆様にはお変わり無くお過ごしでしょうか。 

日本中の干ばつと集中豪雨、そして竜巻も、自然の驚異に脅かされていますが、皆様には被害がないことをお祈りいたします

2年半前の津波の後には、言葉では言い表せない温かいご配慮を頂き、家族はもちろん、社員も高田の被災者も皆様のご支援を忘れることはできません。
お陰様で、八木澤商店も隣町一関市大東町大原に醤油・つゆ・タレ工場を建て、本社機能も陸前高田の矢作町に移転することができました。

出来ることなら自宅を以前の気仙町に建てたいと願っておりましたが、現状では、何年後になるか予想ができない状態です。たまたま矢作の本社近くに土地が見つかり、そこに自宅を建てることにいたしました。今年の年末に引っ越す予定でおります。

春に仕込んだ丸大豆醤油も、年内に初搾りができそうです。
悪戦苦闘しながら、つゆ・タレも少しずつ震災前のレシピを再現しながら作っております。

これからも一歩一歩、八木澤商店の再建 そして町の復興を進めていきます。

季節の変わり目ご自愛下さいます様に
2013/09
八木澤商店 河野和義 光枝


2013年6月17日月曜日

稲澤さんがデザインした列車が三陸を走る!

ポランのオリジナル商品パッケージをデザインしている稲沢デザイン室の稲澤美穂子さんが、三陸鉄道北リアス線の車両をデザインされました

このお話を聞くまで三陸鉄道という鉄道を知らなかったので、少し調べてみました。その名前の通り、三陸・岩手を走る鉄道で略して「三鉄(さんてつ)」と呼ばれているようです
中でも、「おもしろ鉄道」といって色々なデザイン車両が走っていたり、イベント企画の列車が走っています
私は見ていませんが、いま放送中の朝ドラにもこの鉄道が登場しているそうです
元気があってすごくおもしろい鉄道ですが、2011年の東日本大震災の影響で、まだ運行が止まっている地域もあります

そんな中、稲澤さんは車両デザインを依頼されました
稲澤さんは、震災を体験された三陸の方にとってのラッピング列車に出来る事とは何なのかを考え、ポランの生産者でもある岩手・八木澤商店の河野さんを取材されました

中央:稲沢デザイン室 稲澤さん
右:八木澤商品     河野さん



そうして出来上がったデザインが「三陸の豊かな海を表す、64種類の三陸の海の生き物」です
未使用だったイラストを送ってくださいました



デザインのコンセプトは
「時に牙を向ける自然ではあるが、その大きさと豊かさは私たちに大きな喜びをもたらす。食としてはもちろんの事、美しさ、楽しさ、優しさ、厳しさ、謙虚さ等たくさんの事を教えてくれる。その自然の中で、今回、津波があった海を中心にその豊かさを楽しく伝える車体にすることによって、三陸の魅力をより多くの人に知ってもらう」


稲澤さんがデザインした列車は7月10日から1年間、三陸鉄道北リアス線を走るそうです!
どんな列車になったのかとても楽しみです。三陸鉄道のホームページを要チェックですね
稲澤さんの想いが車両に乗った人・見た人に伝わり、地元の人たちが笑顔になって力になることを願います

玉ねぎ