今回のテーマは「野菜の甘さを生かしたクッキーづくり」です
食べ物を甘くしたいと思ったら、まず砂糖が思い浮かびます。実際、私たちが日ごろから接している甘いお菓子やジュースには、たくさんの糖が含まれています。しかし、甘味を作るのは砂糖だけではありません。野菜も本来甘味を持っているのです
今回、子供たちは、野菜の甘さの仕組みを勉強しながら、野菜を使ったクッキーつくりに挑戦しました
素材に使われたのは、たまねぎ、人参、そら豆、アスパラガス、パプリカ、カリフラワーの6種類の野菜。班ごとに担当の野菜を決め、それぞれの班で1つの野菜を使ったクッキーを作ります。一番、甘そうな人参が一番人気で、3つの班の競合になりました
班では素材の野菜をどの調理法で甘くするかを考えます。焼く、煮る、炒める、蒸すというそれぞれの調理法を試し、一番甘くなると思ったやり方を決めます
意見の一致する班もあれば、じゃんけんで勝った人の意見を採用する班もありました
調理法を決めると、みじん切りにして焼いたり焼いてつぶしたり、班それぞれのやり方で調理した野菜を混ぜたクッキーを作りました
そして、すべての班のクッキーを食べ比べて、どうやって調理したか、どこの班のクッキーがおいしかったを発表。自分の班のできに満足したり、他の班のものを気に入ったり、一様に参加した子どもたちは、この結果を楽しんでいました
次回の「子ども料理科学教室」は6月21日開催予定です。テーマは「塩が料理にとっても大切なわけ」
ご参加お待ちしております