2015年6月26日金曜日

スケルトン玉子!?

6/21(日)、子ども料理科学教室 第3回「塩が料理にとっても大切なワケ」
“しおかげんて どんな かげん?”
ということで、塩の適量や味付け、保存性、浸透圧のコトなど
子どもたちのお手伝いをしながら、色んな実験をして一緒に学んできました
キュウリやキャベツを塩もみにすると水が出てしんなりするのは体験上知ってたけど
砂糖でキュウリやキャベツをもんでも量は違えど水が出る
それが「浸透圧」って科学につながってなかった大人のワタクシ…


写真の左側、カップに入っているのは殻だけ身につけていない卵
触ると弾力があって不思議な感触~
卵を酢に浸けておくと殻(炭酸カルシウム)が酢(酢酸)と反応して溶けるんだって
それでも玉子の形を保っているのは殻の内側にある薄皮のおかげ
(ゆで玉子むくときに、イラッとしたことのある人もいるかもなヤツです・笑)
光にかざすと卵黄が透けて見えるんです!
しかも、この薄皮が浸透膜で水分を内側に引き込み、殻を溶かす前よりサイズアップするんです!
実験後のこのスケルトン玉子、ちゃんと食べられるそうです
これをゆで玉子にしたらどんなだろう?
今度自宅で実験してみよう!

リコピンヌ・トマト